【安価】男「ボロボロになった天使と悪魔を拾った」
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178:Falsemanの人[saga]
2018/06/10(日) 00:02:19.28 ID:xCZKVtZB0
157(奇):厳格な父が買収してきた企業の関係者にこびへつらうのを見て幻滅した


少年男「!?」



男「(そうだった。僕はあの日、物陰から父の媚び諂う姿がトラウマになっていたんだ。今となっては社交辞令とも言えなくもないけど、やっぱりあの豹変ぶりは受け入れがたい)」

男「(……だからって、牛達を置いて実家を出る必要はあったかどうか…。
多分もう寿命でみんないないだろうが、あの頃は充実していた……)」




悪魔「こんなところにいたか。帰るぞ」

男「悪魔……」

悪魔「時間旅行は重罪だってさっきから天使のガキがうるさい。何とかしてくれ」

男「(重罪なのか……)」



現代・バイト終了後

天使娘「お疲れ様です……(ムスッ」

男「(あのあとたっぷり怒られました)」

悪魔「(俺はたっぷり昼寝ができた)」

男「天界も大変だね。法や善悪がどうのこうのって」

天使娘「それがあるお陰で、世界中が戦いの渦に呑み込まれるのを阻止しているのです(エッヘン」

悪魔「だが実質、俺たち悪魔は討伐対象。神に逆らっただけでこの様さ」

男「……あれ?子供の姿に戻らないの?」

悪魔「あぁ。契約のお陰で俺は聖遺物等に触れるようになったからな」

男「天使娘ちゃんは契約でなにかできるようになった事ってあるの?」

天使娘「わ、私は魔界の空気を吸っても堕天しなくなりました!」

男「堕天……するの?」

天使娘「はい。通常では魔界に天使は入れないのです。が、無理矢理つれてこられたり、魔界以外の行き場を失った天使達は堕天使となって精神が別人へと変貌してしまうのです」

悪魔「だが、まれに出る強い天使だと聖なる鎧を着飾って魔界に滞在できる。魔界の監視を担当してるそいつらが、海水浴場のみんなを浄化したと考えられるが……」

天使娘「私も、規模からしてあり得ないと思います。やるとしたら集団で同時に。であれば天界からその知らせが来る筈です」


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