馬場このみ『Touch my heart.』【ミリマス】
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1: ◆Kg/mN/l4wC1M
2018/06/12(火) 00:00:09.94 ID:fE378DvDo
「アイドル」。
その言葉の意味は、それを認識する人の数だけ答えがあるのだろう。
偶像と仮面。出会いと成長。道と輝き。そして、夢と願い。
それはきっと、彼女自身にとっても同じこと。
この想いがあるから。それでも、信じたいものがあるから。
無数の線は──。

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2: ◆Kg/mN/l4wC1M
2018/06/12(火) 00:02:29.28 ID:fE378DvDo
彼女はステージ脇から、スタッフたちによって最終準備が行われているステージを見つめていた。
そこではポップアップやリフターの動作のチェックや、特殊な機材を用いた音響の微調整が行われていた。
照明のスタッフはステージ上部のライトを見上げ、ステージから客席へと向かう、光の軌跡を確かめた。
今までにない規模でのライブということもあり、たくさんの人々がこのステージに関わっている。
もちろんこのステージを作り上げようとするのはもちろん彼らスタッフだけではない。
以下略 AAS



3: ◆Kg/mN/l4wC1M
2018/06/12(火) 00:03:44.64 ID:fE378DvDo
壁を背にしてしばらくその光景を眺めていたところで、彼女は自身がよく知る存在を見つけた。

「あら、プロデューサー。」

「このみさん、ゲネお疲れ様です。何か問題とかなかったですか?」
以下略 AAS



4: ◆Kg/mN/l4wC1M
2018/06/12(火) 00:04:50.52 ID:fE378DvDo
「ところで。『あの曲』はどうですか?」

彼は彼女の目を見て、そう尋ねた。
その表情は先ほどと比べて、さらにまっすぐなものだった。
もう何時間かで始まる今回のライブでは、ひとりひとり新曲が初披露されることになっている。
以下略 AAS



5: ◆Kg/mN/l4wC1M
2018/06/12(火) 00:06:00.81 ID:fE378DvDo
***


開演時間もまもなくといった時間。
諸注意の放送が流され、会場は徐々に熱を帯び始めた。
以下略 AAS



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