魔女(やったー!イケメン従者ゲット〜!)男「…」
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42:名無しNIPPER
2019/04/21(日) 19:09:14.51 ID:0iJktbQ6O
『でも関わったんだろ? 少なくとも【数日前に同胞たちから聞き出したポーション材料】に王竜の鱗はあった』

魔女(めちゃくちゃ疑われてるぅー!)ダラダラダラダラ

『王の意義を持つ竜なんて、今じゃそう多くねえ。片手で数える程度だが、まあ…極北に魔法まで使って行くわけねえか…』

魔女「あっ、あったりまえじゃあない! 私、魔法に関しては効率と低浪費を核にしてるのだから!」

『数百年付き合ってんだ、お前の趣向は知ってるよ』

『──魔物、しいては魔物から魔族へ意義を底を上げした竜族ってのは、あの図体に比べてクッソ噂好きだ』

魔女「ええ、そうね。彼らような『進化』を遂げたものは、その根底となる【英雄譚】が必須だもの。すぐに噂を流すはず」

『で、だ』

魔女「……私が手を出した生息地域の竜族の噂話が、良からぬ展開に発展した……?」

『ずいぶんと理解が早えじゃねえか、お前が覇王竜を唆した噂話の発端か?』

魔女「疑ってるから連絡したんでしょうに…」

『まあな。ったく、あたしらじゃ指先一つでなぎ倒せると言っても王の意義をもつ竜だぞ? しかも布告先が帝国だ!』

魔女「まあ…北から近いしね…」

『問題はそこじゃねえっつの! 今のヒトガタが王竜相手にどれほど戦えると思ってる! ブルレッドだって言ってただろ…』

魔女「ええと、つまりは、王竜がヒトガタと戦うことを避ければいいのよね?」

魔女「──だったらそれこそ魔物生息地域担当のアナタの出番じゃないの、ストロングウィッチ」

『………。もっかい言わせる気か』

魔女「え、ええ? なにが?」

『はぁ〜〜〜〜〜〜………』

魔女「???」

『お前、どうした? 定例会議のときもちっと思ったが、なにに怯えてる? いや、どうしてそんな勘が鈍くなったんだ?』

魔女「……どういうことよ」

「問題はそこじゃない、ってことだっつーの」


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