108: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/06/23(土) 01:44:13.07 ID:m1XId8Ww0
  
  
  こうなった以上、選択権はこっちにはありません。 
  切り捨てられるも蔑まれるも覚悟の上で、どんな重い罰だって覚悟していました。 
  
109: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/23(土) 01:45:25.13 ID:m1XId8Ww0
  
  
  結果はもちろんノーでした。 
  
  当然ですよね。一介のプロデューサーがアイドルの恋心に応えるわけにはいきませんもの。 
110: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/23(土) 01:51:46.65 ID:m1XId8Ww0
  
  
 「仮に出ていくことになったら、後でまゆはきっと一人で泣くよな」 
  
  それは必要な罰です。 
111: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/23(土) 01:52:20.38 ID:m1XId8Ww0
  
  
 「それが嘘だったとは思わないし、無駄だったと思っても欲しくない。だってあんなに輝いてたじゃないか」 
  
  訴える口調は、切実でした。 
112: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/23(土) 01:53:09.62 ID:m1XId8Ww0
  
  
  ここで切り捨てないのが甘いんです。 
  
  アイドルの楽しさに目覚めれば、恋心なんて忘れると思っていますか? 
113: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/23(土) 01:55:15.39 ID:m1XId8Ww0
  
  
  いつか選ぶ時は来ます。 
  
 「わかってる。残酷なことを言ってるかもしれないが――」 
114: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/23(土) 02:03:28.26 ID:m1XId8Ww0
  
  
 「手厳しいな」 
  
  ご神体が壊されちゃったんですもの。呪いのひとつくらい返したっていいんじゃないですか? 
115: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/23(土) 02:11:08.75 ID:m1XId8Ww0
  
  
  全てを呑み込んで彼は静かに笑いました。 
  そうして何か忘れていたことがあるように、ごそごそと懐を弄り始めます。 
  
116: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/23(土) 02:15:27.57 ID:m1XId8Ww0
  
  
 ☆オマケ 
  
  
117: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/23(土) 02:23:39.49 ID:m1XId8Ww0
  
  
   ズボッ! 
  
  
118: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/23(土) 02:32:31.24 ID:m1XId8Ww0
  
  
 美嘉「もうっ! ほんとにいきなりムチャするんだから!!」 
  
 まゆ「うふ、ふふふ」 
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