スイレン「サトシ…私、妊娠したかもしれない…」
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23: ◆638K4cwELk[saga]
2018/06/23(土) 00:08:12.07 ID:E0Fi1h7bO
サトシ「………なぁスイレン…アセロラとなんかあったのか?」

スイレン「………………」

リーリエ『そ、そうですよ!私がカントーに行く前はあんなに仲良かったじゃないですか!』

スイレン「…子供の頃とはもう違う」ボソッ

リーリエ『え?』

サトシ「?」

スイレン「……アイツ、クチを開けば自慢話ばっかりだし」

リーリエ『自慢話……?』

サトシ「アセロラは自慢話なんかしないよ…優しいし、すっげーいい奴だし……俺が子供の頃にウラウラに行った時だって…」

スイレン「アイツのクチから何回も聞いた」

スイレン「その"自慢話"」

サトシ「え?」

リーリエ『スイレン…それは自慢話ではなく思い出話です!アセロラはけっしてそんなつもりで話してた訳ではないと思いますよ?』

スイレン「そうだね、リーリエは本の話とかでアイツと仲良かったもんね」

リーリエ『スイレン……』

スイレン「アイツどうせサトシやリーリエに私の悪口言ってたんでしょ?」

サトシ「アセロラのクチからスイレンの悪口なんて聞いた事ないよ!俺がスイレンの話をした時だってニコニコして聞いてくれてたぜ?」

リーリエ『そうです!スイレンの事は素敵な夢を持ってて、ポケモンが大好きでいい子だって言ってました!』

スイレン「……もういい、アイツの話は気分悪い」

サトシ「スイレン……」

スイレン「……リーリエ、私たちね!落ち着いたらカントーに住もうと思ってる!」

リーリエ『!』

サトシ「あ、あのさスイレン……まだ決まった訳じゃ……」

スイレン「……あっちにはサトシのお義母さんもいるし……子供の頃、スクールで行ったマサラタウン。空気も美味しくてサイコーだった!」

リーリエ『…………………』

スイレン「そうだリーリエ!私たちがカントーに行ったら、カスミも誘って女子会しよ!」

スイレン「なんならマオちゃんも呼んで……」

リーリエ『スイレンは……本当にそれでいいんですか?』

スイレン「うん、いい。だってそれが……」

スイレン「私とサトシにとって一番いい事だから」

リーリエ『………そうですか…』

サトシ「……………」

ピカチュウ「ピカァ……」


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