スイレン「サトシ…私、妊娠したかもしれない…」
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26: ◆638K4cwELk[saga]
2018/06/23(土) 01:28:24.76 ID:E0Fi1h7bO
サトシ「………って事が昨日あってさ……」

ピカチュウ「ピカー」

マオ「………………」

サトシ「なぁ、マオ。スイレンとアセロラがケンカしてる理由なんか知ってる?」

マオ「……まぁ、知ってるといえば知ってる……」

サトシ「マジ?」

マオ「う、うん……よくスイレンから愚痴聞いてたし…」

サトシ「じゃあ教えてくれよ!このまま二人が仲悪いままなんてやだよ!」

ピカチュウ「ピカー」

マオ「その前に……アセロラはサトシとスイレンがこうなった事知ってるの?」

サトシ「いや、まだ言ってないけど……」

マオ「………………」

マオ「……うーん…何て言っていいかわかんないんだけど……あの二人はケンカ?してるって言うか……」

サトシ「違うの?」

マオ「……簡単に言えばスイレンのヤキモチ」

サトシ「ヤキモチ……?」

マオ「リーリエがカントーに留学する頃……カキも島キングになったでしょ?」

サトシ「ああ、それが何か関係あるの?」

マオ「それまでサトシ……カキとバトルの特訓してたけど、カキが忙しくなったからアセロラと特訓するようになったよね?」

サトシ「うん、アセロラもチャンピオンが夢だって言ってたし……喜んで相手になってくれたよ」

マオ「……リーリエが居なくなってからも暫く続けてたんだよ女子会」

サトシ「え?」

マオ「その女子会でさ……アセロラがサトシとバトルの特訓してる事を楽しそうに話すんだよ」

サトシ「それが何か悪いのか?」

マオ「いや、悪くないよ。私だって二人が夢に向かって特訓してるのは微笑ましいって思ったし、応援してたつもり」

サトシ「……だったら……」

マオ「でもスイレンはさ?その……そうなる前からサトシの事ずっと好きだったんだよ……それこそスクールに通ってた頃から」

サトシ「……………」

ピカチュウ「ピカピィ」

マオ「サトシももう子供じゃないし、ここまで話したらわかるよね?」

マオ「最初はスイレンも笑ってアセロラの話を聞いてたよ…でも……」

マオ「会を重ねるごとに辛いって……もう聞きたくないって……」

サトシ「…何で俺に相談してくれなかったの?」

マオ「………スイレンがサトシの事好きだからアセロラとの特訓やめてくれなんて私が言える訳ないじゃん!」バンッ

サトシ「うん、そうだな…ごめん」

ピカチュウ「ピカピィ…」


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