18:名無しNIPPER[saga]
2018/06/25(月) 00:39:09.24 ID:mLCd7z250
モカ「ふぁ……。さすがのモカちゃんも眠いよ〜」
巴「そうだな……」
ふと、さっきモカが言っていた言葉を思い出す。
巴「……モカ、アタシもこの五人が特別だ。なんていうか、五人で変わらずにいられることが大切なんだ」
少し驚いたような顔をするモカ。
モカ「……ふふ、そうだね〜」
つぐみ「…………うん。私もそう思う」
そう言って背中でもぞもぞしていたつぐが口を開く。
巴「つぐ起きてたのか!?」
つぐみ「今さっき。もうおろして大丈夫だよ。ありがとう巴ちゃん」
巴「そうか? ほいっと」
つぐみ「よいしょ……。ってあれ?」
おいおい、足元おぼついてないぞ……。
モカ「ふっふっふっ〜。ならばこのモカちゃんがつぐをおぶってあげよう。トモちん荷物もって〜」
つぐみ「えっ? あっちょっ!?」
そんなバカなこと言ってつぐをおぶったモカがダッシュ。
つぐみ「危っ、モカちゃん危ないよっ!?」
モカ「だいじょーぶ、だいじょーぶ」
はあ、まったく……。
モカ「トモちんおいてっちゃうよ〜」
つぐみ「モカちゃん! おろして!?」
こんなふうにバカできるのも、もしかしたら少なくなっていくのかもしれない。
巴「ああ! 今行く!」
でも、ずっと続いてほしいと、そう思う。
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