ありす「お願いが、お願いがあるんです!」 奈氏u……」
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4: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:11:24.61 ID:r1XZIobz0
そうしていれば、誰かしら来るだろう。

そう読んだあたしの考えは見事的中しており、文庫本を数十ページめくった所で彼女、橘ありすが部屋に入ってきた。

だけれど、私の予想が合っていたのはそこまでで、彼女は私の想像の斜め上を行く発言を投げかけてくる。


5: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:12:04.88 ID:r1XZIobz0
ありす「お願いが、お願いがあるんです!」

奈氏u……」


6: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:12:51.40 ID:r1XZIobz0
 目の前の幼気な少女がそう懇願している様子は、どこか心の柔らかい部分が刺激されるようで。

なるほど、彼女が人気なのはこんな所が関係しているからかも知れない、と額に手をやる。

待て、落ち着くんだ神谷奈氏B
以下略 AAS



7: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:13:47.69 ID:r1XZIobz0
ありす「私だって、アイドルとしてこの世界で生きていくんです」

奈氏u……」

ありす「でも、ダメなんです。このまま何もしないでいてはダメなんだって」
以下略 AAS



8: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:14:22.12 ID:r1XZIobz0
 彼女のお願いはあたしの斜め上どころか、想像を遙かに超えていくものであった。


9: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:15:22.53 ID:r1XZIobz0
STEP0 橘ありす

奈氏uなんだなんだ急に。暑さで頭がやられたか?」

ありす「いえ、私は至って正常ですよ奈獅ウん、いえ師匠」
以下略 AAS



10: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:16:22.42 ID:r1XZIobz0
ありす「そしたら私、ある事に気がついてしまって」

奈氏uうん」

ありす「ボケが供給過多なんじゃ無いかな……と」
以下略 AAS



11: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:18:17.50 ID:r1XZIobz0
ありす「前川師匠は隣の部署。ウチの事で迷惑を掛ける訳にはいきません」

奈氏uまあそうだな。急にそんな事言っても、『みくは芸人さんじゃないにゃ!』って言われるだろうな」

ありす「声真似20点、雰囲気90点ですね」
以下略 AAS



12: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:19:42.14 ID:r1XZIobz0
STEP1 本田未央

奈氏u分かった分かった。もう何でもいいや、あたしも暇だったわけだし」

ありす「じゃあ……!」
以下略 AAS



13: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:22:40.97 ID:r1XZIobz0
未央「おっはよう!おやおや、なんだか珍しい組み合わせだね!」

ありす「おはようございます未央さん。私は今修行中ですので」

未央「修行?」
以下略 AAS



14: ◆YBm93b2VSc
2018/07/01(日) 01:29:35.42 ID:r1XZIobz0
未央「ええ〜?でもかみやんも楽しんでるでしょ?」

奈氏uそりゃあ、全く余裕の無い真面目な話ばっかりよりはいいけどさ」

未央「流石かみやん!ツンデレも挟んでくるね!」
以下略 AAS



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