【モバマス】あずき「触れた瞬間シュワっと恋に落ちて」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/08(日) 02:03:34.38 ID:zhaP5IIT0
「一日……一日だけだから……明日になればきっといつものプロデューサーに戻ってくれるから……」

泣き疲れてフラフラの体を引きずって、事務所に戻る。

入り口の扉に手をかけようとした瞬間。

『待て、あずき』

プロデューサーの声だ。
扉の外にいるあずきには中の様子は見えない。

「あ、プ、プロデューサー……」

『その扉を開けるな。顔が見える』

「う、うああああぁ……! プロ、デューサー……」

もう泣くしかない。自分の誕生パーティーに出席させてもらえないなんて、きっとあずきが最初で最後の人間だ。
いくら後悔しても謝っても、嫌われてしまっているなら意味がない。
なんであんなことしたんだと、自分を責め続けても、大好きなあの人はもういない。
明日になってもそれは変わらない。
だって、好きじゃなかったんだから。
あずきの妄想だったのだから。
いくらあずきがアピールしても意味がなかったわけだ。だってあずきのことが嫌いなんだから。
ライクですらなかった。
もうあずきは空っぽだった。


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