モバP「おかしなまゆ」
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15:名無しNIPPER[saga]
2018/07/09(月) 03:04:07.22 ID:Bvi4NDD60
〜回想〜


まゆ「はぁ……」

晶葉「ん?どうしたんだまゆ、ため息なんて吐いて、悩み事か?」

まゆ「あ、晶葉ちゃん……大丈夫ですよ、何があったというわけでも無いので……気にしないでください」

晶葉「そんなドンヨリした顔で言っても説得力が無いぞ、話してみろ、何か役に立てるかもしれない」

まゆ「……では、お言葉に甘えて……」

まゆ「……まゆとプロデューサーさんがお付き合いしているのは知っていますよね?」

晶葉「あ、ああ……そうだな、そう聞いてはいるが……」

まゆ「……お付き合いを始めて、プロデューサーさんとは順調に進んでいるんですけど、その……」

晶葉「?」

まゆ「そんなことは無いって分かってるんですが……プロデューサーさんに飽きられたり、嫌われたりしないか不安なんです……幸せすぎるから失うのが怖くなったのかもしれません……」

晶葉「……」

晶葉「……まあ、助手の事だからそれは無いだろうな……ちょっとやそっとの事では愛想など尽かされないぞ」

晶葉「昨日、志希との合同実験で助手の家を間違って爆破してしまったんだが、謝ったら許してくれたぞ」

まゆ「なにやってるんですか!? というか許してもらえたんですか!?」

晶葉「まあ、それはいいとして」

まゆ「よくないですよぉ!?」

晶葉「そんな訳で助手が愛想尽かすなんて事はないだろう、それに、ただでさえまゆは尽くす女だろう? 愛想の尽くし様が無い」

まゆ「……爆発の事はまた後で話すとして……」

まゆ「もちろん、まゆもプロデューサーさんを信じてますけど……でも、なんとなく不安になってしまったんです……」

まゆ「まゆには、プロデューサーさんへの愛が足りないんでしょうか……」ショボン

晶葉「……」

晶葉「……違うな」

まゆ「え?」

晶葉「そこで自分の愛を疑うのは違うと言っているんだ、自分の気持ちに自信を持て」

まゆ「……晶葉ちゃん……」

晶葉「そういう時は、試せばいいんだ」

まゆ「? 試す……ですか? な、なにを……」

晶葉「もちろん、助手の愛をだ、、よし、私に任せてみろ」

まゆ「え? ど、どうするんですか……?」

晶葉「まあまあ、大船に乗ったつもりでいろ!」


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