38:名無しNIPPER[saga]
2018/07/12(木) 14:38:47.54 ID:EZvBB9oT0
 男「ぐふぅ・・・っ!」 
  
 先生「ふぅ・・・どうやら、1ターン目の読みはまぐれだったようだね」 
  
 男(まずい・・・HPが3!『わさびましまし』一撃圏内に・・・) 
  
 男(・・・いや、待てよ?先生は『わさびましまし』を一度しか使えないんだよな) 
  
 男(そして『開幕ぶっぱ』のパワーは2・・・これって、俺が『防御』を連打している限り、相手は俺に一度しかダメージを与えられないってことだよな・・・) 
  
 男(いやもちろん、それだと俺も勝てないんだが・・・それでもこの不利な状況から引き分けにして、勝負を初めからにできる!) 
  
 男(そしてそれを実行するなら、HPが3残っている今だけだ・・・!) 
  
 先生(あの顔・・・引き分けにできる事に気付いたか・・・) 
  
 先生(しかし、あまり脅威には感じないな・・・ここで引き分けに逃げるようであれば、何度仕切り直しても同じだ) 
  
 先生(とどのつまり・・・私に読み勝てないのならば!) 
  
 男(・・・そうだ!相手にはチェンジペナルティがあるんだ!引き分けになってもそれは受け継がれるから、今引き分けを提案すれば、俺が有利な状態で仕切り直すことができる!それでいいじゃないか!) 
  
 男「審判さん!引き分けを・・・」ビクッ 
  
 男(・・・なんだ?こ、声が、出ない・・・) 
  
 (考えろ・・・!)(相手の思考を穿て・・・!)(読み勝て・・・!) 
  
 男(なんだ!?頭に、声が響く!この声は・・・この声の人達は・・・!そうか・・・!俺は・・・!) 
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