91: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/16(月) 22:10:55.58 ID:TQ5drJ1c0
夕飯を食べるのも忘れてツイッターに没頭し、お互い、気付いた頃には午後10時を回っていた。
「腹減った」
「……夜も遅いけど、パスタでも茹でるかあ」
のそりとアンチョビが立ち上がり、キッチンで鍋に水を入れ始める。
待つこと15分。「できたぞー」とアンチョビが皿を運んでくる。
――と、ふいにスマホが震え、『あれ誰? お前に彼女出来るわけないし、職場の同僚?』と友人から失礼極まりないメッセージが届いた。
「本物だっつってんだろ」
俺はアンチョビに「ちょっと良い?」と断りを入れると、パスタを手に持つアンチョビをフォーカスし、ぱしゃりと撮影。
画像をその友人へ送りつけてやった。
すると友人から「明日お前ん家行く」とふざけたメッセージが返ってくる。はっはっは。
「いただきます」
アンチョビの作るペペロンチーノ。うまし。
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