【モバマス】「もう一度」
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1: ◆NOC.S1z/i2[saga]
2018/07/15(日) 22:54:35.86 ID:bW+2ZzxC0
【モバマスSS】です

短いです

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2: ◆NOC.S1z/i2[saga]
2018/07/15(日) 22:58:03.72 ID:bW+2ZzxC0

「踊ってくれないか?」

 私の館にやってきた男はそう言うと、銀貨の詰まった小さな袋を無造作に置いた。

以下略 AAS



3: ◆NOC.S1z/i2[saga]
2018/07/15(日) 22:58:31.76 ID:bW+2ZzxC0

 どんな世界といえども、自分が必要とされるのは悪い気分ではない。
 たとえそれが、どんな時代であったとしても。

 気が付くと私は、この世界にいた。
以下略 AAS



4: ◆NOC.S1z/i2[saga]
2018/07/15(日) 22:59:00.37 ID:bW+2ZzxC0

 いえ、私はとうに諦めている。というよりも、この世界に根を張ってしまった。
 知り合いも仲間も、友人すら出来てしまった。彼ら、彼女らを捨てることなど、もう出来ないだろう。

 そして、恋人はいない。
以下略 AAS



5: ◆NOC.S1z/i2[saga]
2018/07/15(日) 22:59:37.80 ID:bW+2ZzxC0

 誰も知らない、何も知らない世界に着の身着のままで流された私が身につけていたのは、アイドルとしての技量だけ。
 言葉は通じなくもないけれど、私には非常に訛りが強い言葉と感じる。向こうから見れば、私が凄まじく訛っているように聞こえるのだろう。 

 そして、一人彷徨うところを隊商に拾われた私は運が良かったのだろう。
以下略 AAS



6: ◆NOC.S1z/i2[saga]
2018/07/15(日) 23:00:04.61 ID:bW+2ZzxC0

 今の私は、独立した踊り子だ。現代風に言えば、フリーの。
 誰の前で踊るか、誰のために踊るか、決めるのは私。それだけの力を私はようやく得た。
 誰かを魅了する力を。
 私に人生を預けてもいいと思える誰かが現れるような力を。
以下略 AAS



7: ◆NOC.S1z/i2[saga]
2018/07/15(日) 23:00:33.22 ID:bW+2ZzxC0

「決めたの?」

 私は女の子に尋ねる。
 父母を失った天涯孤独の女の子を、私は引き取って育てていた。
以下略 AAS



8: ◆NOC.S1z/i2[saga]
2018/07/15(日) 23:01:00.99 ID:bW+2ZzxC0

「それなら、貴方に私の全てを教えましょう」
「ダンスも、歌も、全てを」
「世界レベルの全てを」



9: ◆NOC.S1z/i2[saga]
2018/07/15(日) 23:01:29.40 ID:bW+2ZzxC0

 そして貴女は名前を捨てる。
 私の全てを受け継いだ貴女は二代目になる。
 二代目のヘレンに。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/15(日) 23:03:12.13 ID:bW+2ZzxC0
短いです。お粗末様でした。






11:名無しNIPPER[sage]
2018/07/15(日) 23:14:44.95 ID:56LBEOoz0
このオチは予想外w、おつおつ


12:名無しNIPPER[sage]
2018/07/16(月) 21:19:54.28 ID:XE1NafrA0
短いが良かった


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