【バンドリ】白鷺千聖「…………」大和麻弥「どうしたんですか、千聖さん」
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17:名無しNIPPER[sage]
2018/07/17(火) 23:39:15.67 ID:sOF6k7pX0

――テーブル席――

千聖「おかえりなさい、麻弥ちゃん」

麻弥「……はい、ただいまです」

千聖「どうだったかしら?」

麻弥「黒です……もう真っ黒です……」

麻弥「明日からどんな顔して彩さんに会えばいいのか分かりません……」

千聖「そう、なのね。……でも、そっか……ふふふ」

麻弥「ち、千聖さん? どうしてそんなに笑顔なんですか……?」

麻弥(まさか怒りとかそういうのの臨界点を超えて……!?)

千聖「ああ、ごめんなさい。やっぱり嬉しくて」

麻弥「へっ?」

千聖「彩ちゃんと花音がもっと深い関係を築けたということがね、共通の友人としてとても嬉しいの」

千聖「そりゃあね、私の彩ちゃんと花音が……ってちょっとは妬いたりする気持ちもあるけど、それでも嬉しさの方がもっと大きいわ」

麻弥「千聖さん……」

麻弥(……千聖さんはすごいですね。思うところがあるだろうに、友達の幸せを一番に祝福してあげられるなんて)

麻弥(それなのに『ダメな日の千聖さん』なんて思ってしまって……失礼なことをしてしまいました)

千聖「それにね、思ったの」

麻弥「何をですか?」

千聖「彩ちゃんと花音。2人の天使が、ゆるゆるふわふわした空気でイチャイチャしている」

千聖「……素晴らしい光景じゃない」

麻弥「えっ」

千聖「ふふ、とても尊い光景だわ。私はそれを温かく見守り続ける守護聖人になるの」

千聖「陰ながらあの2人の幸せをずっと眺めるの」

千聖「そう思うだけで……薫のよく言う“儚い”、あれの意味が何となく分かるような気さえしてきたわ」

麻弥「……やっぱりダメな千聖さんだこれ」



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