41: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/07/23(月) 08:04:48.20 ID:+QmI8LWq0
 「麦茶!」 
  
 ここで、プロデューサーが振り返った。『笑顔』。 
  
 「麦茶だな?」 
  
 プロデューサーは強調した。まゆは訳もわからず、にへら、と自分も笑った。 
  
 「それじゃあ、今日はリビングにしよう」 
  
 乾いた靴音が、かっぽ、かっぽと廊下に木霊した。そしてその音が、リビングへ吸い込まれていく。 
  
 まゆはプロデューサーの後を追った。 
  
 「どっか、適当に座って」 
  
 まゆはそう言われたが、ソファしかない。 
 ひぃっ、と、まゆは小さな叫び声を上げた。 
  
  
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