65:名無しNIPPER[sage]
2018/07/27(金) 19:20:29.87 ID:YwSoJMOz0
 菫(五巡目で宇野沢先輩が白を切らなかったのは引っ掛かったが、終わってみればあれは保険だったわけだ。淡のカンが来たときや亦野、尭深が張ったときへの安牌と……もうひとつ) 
  
  
 淡「なんで……なんでなんでなんで! 今完全に私が和了る流れだったじゃん!なんで和了っちゃうの!?」 
  
 誠子「いや知らないよ」 
  
 誠子(よかった……一応安くない手で和了れたし、ちょっとは良いとこ見せれたかな) 
  
  
 菫(先輩は亦野を和了らせたんだ。自分が淡を止めれないと思ったとき、亦野へのアシストをするためだった) 
  
 菫(あのとき『白は一巡前に尭深の河に出ている。私なら生牌の六萬、中より白を優先して切るところだ……』などと考えていたが、白をすぐに切らなかったのは亦野がまだ白をトイツにしていないと考えたからか) 
  
 菫「先輩は淡の能力を知ってたんですか?」 
  
 栞「ダブルリーチとカン裏のことはね。でもカンのタイミングに気づいたのはついさっきだったよ」 
  
 菫「やっぱり。ちなみに亦野のは」 
  
 栞「それはもちろん。去年の虎姫の皆と打った回数に並ぶくらい一緒に打ってたもん。ね、誠子ちゃん」 
  
 誠子「は、はい……」 
  
 菫(亦野が三副露した後の和了率に託した、ってことか。そういう意味では亦野も面目躍如かもな) 
  
 尭深「あの、次始めていいですか?」 
  
 菫「ああ、邪魔して悪かった。続けてくれ」 
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