225: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/27(水) 01:29:17.39 ID:OVYeofFDO
   
   
 「―…貴女は?―」 
  
  
 『私はこの子の保護者よ、悪い友達のお誘いはお断りさせてもらうね』 
  
  
 「―私も朝潮ですよ?―」 
  
  
 『オマエは違う。朝ちゃんに巣食った怨念に過ぎない。軽々しく朝潮を騙らないでもらえる?』 
  
  
 「―そう…邪魔をするんですね…―」 
  
  
 そう言って顔を伏せたその私が突然絶叫した 
  
  
 「―アアアアァァァァァァッ!!!!―」 
  
  
 その瞬間あの私を中心に黒い染みが急激に広がり床を、壁を侵食していく。侵食された部分が一気に朽ち果て、ボロボロと崩れていく 
  
  
 『やばい!』 
  
  
 Y子さんが慌てた声を上げ私の手を掴み部屋から飛び出した 
  
  
 その次の瞬間私達の居た部屋が崩れ去り瓦礫の山になっていくのが肩越しに見えた 
  
  
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