【艦これ】龍驤「たりないもの」外伝
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31:名無しNIPPER[saga]
2018/11/08(木) 17:46:26.46 ID:X3JKU8xv0
「大丈夫ですか?……ってもっち!言わないでって言ったでしょ!」


「……あー。そうだな。今度は三日月も一緒に行けるように手配する。」


「あ……ありがとうごさいます。」


あらあらぁ〜。良いわねぇ〜。


「ラブラブー。ひゅーひゅー。ここは万年春だなぁ。」


「んもぅ!もっち!」


「羨ましいな……。」


「菊月まで!」


「ははは……。それで荒潮。どうだろう?うちに来ないか?」


本当に楽しそう。私も……。でも……。


「保留にして良いかしらぁ?」


「荒潮が良ければ理由を聞きたい。」


「少し旅をしたいからよ〜。」


「…………鎮守府に迷惑をかけてしまうかもしれない旅なのか?」


あらぁ。この提督、結構鋭いのねぇ。


「そうねぇ〜。そうなるかもしれないわねぇ。」


「鎮守府に籍を置けば鎮守府が気になってその旅が出来なくなるか……。わかった。なら少しばかりだが援助をしよう。」


「それでそちらに何のメリットがあるのかしらぁ。」


「面白そうで奇妙な運命に恩を売るのも良いだろう?」


……凄い慧眼を持っているわね。怖くなってきたわ。
それはともかく、確かに少し協力は欲しいわね。


「……そうね。じゃあ……」


そうして協力して欲しいことをあげていく。
ふと横をみると、菊月が雑誌を熱心に見ている。どうしたのかしら。


「……なぁ望月。私もこの雑誌が欲しいんだかどこで売っていたんだ?」


「んぉ?菊月がそういう雑誌に興味を示すの珍しいねぇ。2冊持ってるし、欲しいならそれあげるよ。」


「感謝……。何故かこのAとか言う奴に妙に惹かれるんだ。」


「菊月も?あたしも同じだー。だからいつもは買わないような雑誌2冊も買ったんだよねー。なんだろうね。」


……これも運命なのかしらねぇ〜。
そういえばザラさん達はどうなっているのかしら。この提督に聞いてみましょう。


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