杉山「大野なんて死ねばいいのに」
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30: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/05(日) 23:07:46.94 ID:g6GaQPCv0
「あの…第二ボタン、あげる子いますか?」

中央にいた女子にそう恐る恐る見上げられる。

一瞬喉に呼吸が詰まる。
以下略 AAS



31: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/05(日) 23:11:38.02 ID:g6GaQPCv0
大野「…モテるんだな」

杉山「お前にだけは言われたくねーよ」

大野「俺にもくれよ」
以下略 AAS



32: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/05(日) 23:12:38.69 ID:g6GaQPCv0
杉山「…ほんと大野ってバカだよな」

俺も大野の後を追う。

大野「は?なんだよ。別にいいだろ」
以下略 AAS



33: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/06(月) 03:05:08.87 ID:yVF65aIb0
大野「…。」

無言で大野が地面を蹴った。
砂埃が舞う。
ブランコが揺れ始めた。
以下略 AAS



34: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/06(月) 03:07:02.23 ID:yVF65aIb0
ひゅ、と喉の奥から呼吸が漏れ出す音がした。

大野「学校に高校側から返却される答案、杉山のが白紙だったって、お前も職員室呼び出されたんだろ」

知ってたのか、大野は知っていたのか。
以下略 AAS



35: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/06(月) 03:09:35.14 ID:yVF65aIb0
乗り継ぎ二回、電車に揺られて2時間。
車両は混雑しておらず、座席に座ることが出来ることだけが救いだった。
入学式へ向かう車内。
俺はこれからの三年間を思い、どうせこうなるならあそこに入っていればよかったとげんなりしていた。

以下略 AAS



36: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/06(月) 03:10:05.83 ID:yVF65aIb0
高校でも大野は人気があった。
今まで通り、いやそれ以上だったかも。
いうまでもない。

でも彼女を作るかもと宣言していた割には結局特定の女子と仲良くするようなことを大野はしなかった。
以下略 AAS



37: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/06(月) 03:10:49.79 ID:yVF65aIb0
馬鹿だと思った。
俺が宇宙飛行士になんてなれるわけがないと。

それでも大野はうるさかった。

以下略 AAS



38: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/06(月) 03:17:21.79 ID:yVF65aIb0
「アイスコーヒーで、ミルクとガムシロップをひとつずつ」

ぼーっとしていた俺に杉山君は?とそいつは促した。

杉山「えっと…じゃあオレンジジュース」
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[sage]
2018/08/06(月) 11:48:27.00 ID:xChvbrijo
これはマジでホモ疑惑ありだな


40: ◆wIGwbeMIJg
2018/08/06(月) 18:03:49.70 ID:yVF65aIb0
レスありがとう、見てる人がいると励みになる


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