2: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/08/10(金) 00:02:04.86 ID:OipDTOFK0
○
ハナコが私を起こす理由。
それは、朝ご飯と散歩の催促だ。
私が起きたと見るや、彼女は一層うろちょろを強化して、ベッドの上を跳ね回っている。
「わかった。わかったから」
軽く抱き上げ、床へと下ろす。
のそのそした私の足取りを、爪とフローリングの床とが当たって奏でられるちゃっちゃっ、という小気味いい音が追ってくる。
階下へと降り、リビングルームを通り過ぎてキッチンに向かう。
キッチンの戸棚から、ドッグフードを取り出して餌皿へと注いでやった。
ハナコが朝ご飯を食べている間に、身支度を済ませるため、私は洗面所に行くとしよう。
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