26: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:21:30.24 ID:AovbDseq0
  
 P「だってレナさんの好きな漫画って」 
  
  
 レナ「…ああ、確かに同じ名字だけど。だからって私はそんなにすごい女じゃないわよ。ただの元ディーラー、現アイドル」 
27: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:21:57.66 ID:AovbDseq0
  
 レナ「怖いものを見てる時の礼の顔、あれは弱いかもね…ふふっ、いつもいいオンナオーラ出してるのに、ちょっと怖いものが絡むとあんなに顔青ざめて…」 
  
  
 P「本人は本気で怖がってるんですけどね。だからこそ、いつものギャップで心霊番組のオファーが増えちゃうんですけどね」 
28: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:22:28.77 ID:AovbDseq0
  
 P「……あ! まさか」 
  
  
 レナ「そ。そのまさか」 
29: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:23:35.66 ID:AovbDseq0
  
 レナ「この前も突然近づいてきてね、「私、人見知りなんです。でも、コミュニケーション力の高いレナさんのおかげで、少しフランクに話してみようかと思うようになったんです」って」 
  
  
 P「はい、それで?」 
30: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:24:30.65 ID:AovbDseq0
  
 P「あ、茄子ちゃんのことです」 
  
  
 レナ「ああ…うん。確かに、あの子の強運は天性のものね。理屈で片付けられないもの」 
31: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:24:59.85 ID:AovbDseq0
  
 レナ「大きく勝てないなら、小さく勝てばいいの。欲張らずに、ね。そうしたらたまに勝利の女神がこっちに微笑んでくれるの」 
  
  
 P「…やっぱりすごいですね、レナさんは」 
32: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:25:36.92 ID:AovbDseq0
  
 P「カッコいいなあ、レナさんは…それに結局、弱点らしい弱点じゃないじゃないですか。可愛いもんですよ」 
  
  
 レナ「ふふ、それがね、ひとりだけいるのよ。どうしても勝てない。なのにそれに気づいてもいない人がね」 
33: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:26:10.47 ID:AovbDseq0
  
 P「どんな人なんですか? それこそ、勝負師の人とか?」 
  
  
 レナ「うん、勝負師、ね……そうとも言えるかも」 
34: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:26:38.06 ID:AovbDseq0
  
 P「…はい」 
  
  
 レナ「ふふ、それはね。あなたがよく知ってる人よ。生まれてからずっとね」 
35: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:27:05.08 ID:AovbDseq0
  
 レナ「ふふ、せーかい♪」 
  
  
 P「え、いやいや、そんな。俺、レナさんに負けてばっかりじゃないですか。勝負師なところなんてないですし」 
36: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:27:36.85 ID:AovbDseq0
  
 P「なんだか不二子ちゃんみたいな人だなあって」 
  
  
 レナ「不二子ちゃん?」 
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