6:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/18(土) 22:47:59.03 ID:w0yDQdgY0
提督「……トドメをさせ、リシュリュー」
リシュリュー「……はい」
涼月「りゃめれふ……これいりょうされたら、わたひ……わたひぃ……常識が狂っちゃいましゅぅぅ!」
提督「くははははっ!狂え、涼月ぃ!」
リシュリュー「最後は……サツマイモ、灯籠蜜芋(とろみついも)を使わさせてもらったわ」
涼月「そりぇはぁ……そのまま焼き芋れぇ……」
提督「ああ、灯籠蜜芋は特に甘い品種だな。あまりに美味しいため、お隣の中国では大人気だそうだな。芋のつるを密輸しようとして捕まった者もでたくらいだ」
提督「だが、そのまま食べさせるわけないだろう?分かれよ、涼月」
涼月「そんにゃぁぁ……」
リシュリュー「残念ながら、サツマイモを使ったお菓子はフランス料理には無いわ。というかサツマイモをここまで甘くした国が日本しかないのよ」
提督「くくく……それはまた日本らしい」
リシュリュー「だから、モンブランにしてみたわ。クリームとラムレーズンがたっぷりでね」
涼月「ああぁぁぁ!いやぁぁぁぁぁっ!!ほっぺがほっぺがぁぁぁぁ!」
提督「……落ちたか……」
涼月「んぐっはぐっむぐっんまんま……」
提督「どうだ?フランス料理も美味いだろう?」
涼月「はいっ、お寿司お刺身もお味噌もお蕎麦もフランス料理になればいいと思います!」
提督「……もうなってるのがフランス料理の恐ろしい所だよなぁ……ソースに味噌を使い、刺身はキューブ上にしてサラダにドレッシングとして使ったりなぁ……」
リシュリュー「ふふっ、フランス人も日本人に負けてないでしょ?」
涼月「食べたいです、食べさせてください、なんでもあげますから。この賀茂なすも、独活も、じねんじょもぉぉぉ。だから、だからぁぁぁ!」
提督「…………これでもう野菜を独占する事もない、か……。てこずらせおって」
涼月「食べしゃせてくりゃさいぃぃ!」
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