リトバスss短編集
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13:名無しNIPPER
2018/11/05(月) 00:48:41.02 ID:cRD9GO+00
来ヶ谷「という訳で我らがリーダーのお許しも出たことだし早速次の休日から初めて行こう!

みんな「「「おおー!」」」



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数日後

来ヶ谷「よーいアクション!」

カンッ

謙吾「はい!という訳でさっそく第一回リトルバスターズチャンネルをやっていきたいと思います!今回のリポーターは私、宮沢謙吾と・・・」

真人「井ノ原真人、略してイノマサがお送りするぜ!」

謙吾「って語呂が悪いわ!なんのための略称だ!」

真人・謙吾「「ハッハッハッ」」

来ヶ谷「はいカット。どうだ?」

美魚「画は問題ありません」

来ヶ谷「音は?」

小毬「うん、オッケーだよーっ」

カカンッ

来ヶ谷「よし、次の場面にいこう!」

理樹(撮影は全員素人の状態だったはずが思ったよりとてもスムーズに動いていた。僕は撮影というとただカメラを回すだけかと思っていたが、
どうやら音を別で撮る”音響”や、撮る対象を光で照らす”照明”といった部署があるようで、来ヶ谷さんはそれらを僕らに恐ろしい程の速度で伝授していった。そんな撮影風景をぼんやりと後ろで見ていると、さっきまで現場にいたはずの鈴が近くに来て話しかけてきた)

鈴「理樹、どうした?」

理樹「ああ、いや・・・来ヶ谷さんは凄いなぁってね。みんなを引っ張って上手くやってるし、僕よりよっぽどリーダーに適任じゃないかって思ってさ」

鈴「そんなことはないっ」

理樹(鈴はそういうとスズをちりんと鳴らして言った)

鈴「確かに今回は来ヶ谷が言い出しっぺだったが、恭介がいた頃もこんなことはあった。あんまり上手くは言えないが、リーダーというのは必ずしも真ん中にいなくてもいいんだ。たまには皆がやってる後ろで見守ってないと何か起こっても気付きにくい・・・と、あたしは思う」

理樹(そういう鈴の目には僕が自分を卑下したことに対するちょっぴりの怒りと、過去の恭介の背中を見てきたことによる確信の想いが見て取れたような気がした)

理樹「ふふ、そういうものかな」

理樹(その時、前から来ヶ谷さんの声が聞こえた)

来ヶ谷「おおい、来てくれ理樹君。2人がまた喧嘩しそうなんだ。君じゃないと止められそうにない」

鈴「ほら、行ってこい」

理樹「うん」


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