【ミリマス】そのヒロインから逃げられない!
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3:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 19:59:15.12 ID:Q33A0XWw0

「甘い、甘いわプロデューサー。佳境だからこそ今はお酒を飲むの。
この昂りに昂った仕事へのテンション、芝居へかける強い情熱!それを維持し続ける為にも私は飲まなきゃいけないのよっ!」

「……そうして、最後には酒で身を持ち崩しちゃうと」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:00:52.04 ID:Q33A0XWw0

ああ言えばこう返して来るのである。
まるで口達者な姉に丸め込まれる、立場の弱い弟になったような気分だな。

……いや、それを迷惑に感じるってことはないのだけど。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:01:37.32 ID:Q33A0XWw0
===

さて、一旦このみさんと別れると、俺は劇場の見回りを再開した。

足早に歩きながら窓の戸締りに忘れ物の確認。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:02:27.01 ID:Q33A0XWw0

だから一声かけておかないとな、なんて扉を開けて中に入った瞬間だ。

「危ないっ!」

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:03:23.20 ID:Q33A0XWw0

「なんですか、じゃないだろう。質問したいのはこっちの方さ」

言って、乱れた髪を恥ずかしそうに直す彼女の前まで歩いて行く。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:04:29.06 ID:Q33A0XWw0

事前に慣れておこうと思ったんです、琴葉の言い分とはそういうものだった。

でも、だからって一人きりでこんな。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:05:07.31 ID:Q33A0XWw0

「……だから、今度からは俺に一声かけるように」

「えっ?」

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:06:16.95 ID:Q33A0XWw0

笑って彼女の後ろに回る。足元には万が一のマットレス。
少しだけ腰を落としたなら「いつでもいいぞ」と声をかける。

――しかし、自分から提案しておいてなんだけれど、
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:07:16.40 ID:Q33A0XWw0

――が、そのまま俺はしりもちをついて。

「きゃっ!?」

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage]
2018/10/31(水) 20:07:59.59 ID:Q33A0XWw0

なんて、彼女は謝るように言うのだけど、その体はだんだん俺の胸の上で重さを増していくようだし、
なんならさっきよりも少し、彼女の座っている位置が深くなっているような気だってする。

するとその、密着なんて言葉すら生ぬるい程に近づきすぎた二人の距離は、
以下略 AAS



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