【モバマス】時子「30mmの彼方から」
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15: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 17:05:29.12 ID:1iL2fWn50

ちひろ「断っていただいても、全然かまわないので!」

時子「……ふん、別にかまわないけれど。先に一つ貴方に言っておいてあげる」

以下略 AAS



16: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:18:54.60 ID:1iL2fWn50

時子「アイドルなんて遊びよ。金のために働くなんて馬鹿みたい。所詮、この世のすべては生きてる間の暇つぶしに過ぎないんだから」

スカウトされた直後、彼と彼女の目の前で放ったこの言葉は、彼らにとってとても鮮烈だったらしい。

以下略 AAS



17: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2018/11/03(土) 19:21:04.75 ID:1iL2fWn50

ちひろ「本物、ですか?」

あのとき彼は、私の靴を見て私に見合っている、と言った。

以下略 AAS



18: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2018/11/03(土) 19:22:28.25 ID:1iL2fWn50

――さすがに、虚を衝かれた。

時子「……どんな?」

以下略 AAS



19: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:23:22.86 ID:1iL2fWn50

ちひろ「まぁ、まだ仮ですけどね」

ちひろ「もしかして、怖いですか?」

以下略 AAS



20: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:25:08.75 ID:1iL2fWn50

反射的に威圧的な態度をとってしまった私に対して、彼女は臆することなく笑みを浮かべたまま、

ちひろ「それは、自信なんですか?」

以下略 AAS



21: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:25:51.12 ID:1iL2fWn50

――寮にしてはやけに広い廊下。凝った装飾。

ここにいるのが夢を売るアイドルだとわかりきっているからこその、金の使い方だろう。

以下略 AAS



22: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:27:26.53 ID:1iL2fWn50

初仕事の詳細が決まった。

12月24日のクリスマスイブ。数億の金が動く、あまりに大きな舞台だ。詳細が明かされてから、私以外のアイドルたちも背筋が伸びているようだった。

以下略 AAS



23: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:28:53.33 ID:1iL2fWn50

時子「チッ、気にくわないわね」

P「なにかご不満がありましたか?」

以下略 AAS



24: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:30:12.02 ID:1iL2fWn50

時子「……あのとき、なぜ声をかけたの。貴方ごときに扱えるような女じゃないことくらい、わからなかったのかしら」

P「まあ、毛色は違いますね」

以下略 AAS



25: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2018/11/03(土) 19:31:20.54 ID:1iL2fWn50

時子「フン、せいぜい、自由なこの時間を満喫しておくことね。イブが過ぎたら、ゆっくりとしつけてあげる」

苛立ちをぶつけるように残したその言葉が、廊下に響く。

以下略 AAS



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