8: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/11/14(水) 19:26:56.05 ID:Nn2yIfhz0
「さあ、わかったら早く校舎に入るっ! 遅刻の時間がどんどん広がっていくわよ! ほら、一秒、二秒――」
「はいはい、そど子……」
そど子の卒業後の進路を私は知らない。
四月からそど子がどこへ行くのかを私は知らない。
だから尚更、そど子の卒業を信じられないのだと思う。
「このまま風紀委員相談役として大洗に居座るつもりじゃないだろうな……」
とか、そんな想像をしてしまうのも無理はないだろう。
あまりに現実味がなくて、段々と餞別をやるのすら面倒になってくる。
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