バットマン「グランド……オーダー?」レオナルド「その3だね」
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
473: ◆GmHi5G5d.E[saga]
2018/12/23(日) 22:20:50.17 ID:G22OK9G00



 照り付ける太陽の光を、木々のとばりが細切れにする。落ちて行く明かりの下、地面に飛び散った血液が輝く。


 マシュは天才だった。ブルース・ウェインから受けた教えをこの数か月の内に全て消化し、教えられた以上の戦果を出し、並の敵ならばもはや数秒で片付けてしまうほどの実力を身に付けていた。その非凡な学習能力は、デスストロークを相手にも牙を剥き、事実、彼女は彼を超えかけていた。


 だがマシュは、追い詰められた戦士の恐ろしさを知らなかった。デスストローク……スレイド・ウィルソンは、自らの負けで腐るような三下ではなかった。魂を敗北というやすりにかけ、余計なものを削ぎ、精神を鍛え直し、経験を見つめ直し、再度立ち上がった。それはまごう事なき強敵。マシュは気付くべきであった。一度破った敵が再び目の前に立ち塞がるとは、どういう意味なのか。


「俺は戦士だ」

 デスストロークはもう一度、確かめるように呟いた。その目の前、脇腹を深く斬り付けられたマシュが膝をつき、額から冷たい汗を、傷口からドクドクと血を流しながら倒れまいとこらえている……






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