まゆり「あなたは誰ですか?」岡部「……ッ」
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9: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:35:17.91 ID:TX6juVmuo

まゆり「スー……スー……」

紅莉栖「一瞬で眠りについた。よっぽど寝れてなかったのね」

以下略 AAS



10: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:36:15.25 ID:TX6juVmuo

紅莉栖「岡部のR世界線のケースと同一視するのは危険よ。そもそも、まゆりには完全なリーディングシュタイナーがあるわけじゃない」

紅莉栖「実際、死の体験以外の記憶は思い出してない。それに、まゆりの意識は世界線漂流を経験していない。そういう意味で、岡部のそれとは別次元の症状と言える」

以下略 AAS



11: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:37:27.59 ID:TX6juVmuo

萌郁「こんに、ちは……」


 階下のブラウン管工房のバイト、桐生萌郁。彼女がここにフラッと訪ねてくるのはそこまで珍しいことではない。一瞬まゆりのことを起こさないよう頼もうかと思ったが、元々もの静かなやつなのでその考えは刹那で捨てた。
以下略 AAS



12: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:38:30.86 ID:TX6juVmuo

岡部「まゆりッ!?」

紅莉栖「まゆり!?」

以下略 AAS



13: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:39:27.12 ID:TX6juVmuo

萌郁「あの、岡部く――」

岡部「すまない、萌郁。事情は後で話す。今は帰ってくれ」

以下略 AAS



14: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:40:43.09 ID:TX6juVmuo

夕方 未来ガジェット研究所



以下略 AAS



15: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:41:48.42 ID:TX6juVmuo

岡部「親御さんに連絡をして、心療内科や精神科の受診を薦めるべきだ」

紅莉栖「そうね、とりあえずは。だけど、根本的な解決にはならない」

以下略 AAS



16: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:44:32.24 ID:TX6juVmuo

紅莉栖「まゆりは、全く脳内に入っていなかった別の世界線の記憶を夢という形で"思い出している"だけの状態よ」


 なるほど……。確かに、そうだろうな。別の世界から急にやってきた、知りもしない新しい情報が夢へと形を変えてまゆりを苦しめているのだ。
以下略 AAS



17: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:45:12.75 ID:TX6juVmuo

紅莉栖「ねぇ、みんな? そろそろお腹空かない?」


 話が行き詰まったところで、紅莉栖が研究室から出て行ったので後に続いた。
以下略 AAS



18: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:46:25.85 ID:TX6juVmuo

 夕食も済み、女子高校生ズ(1名男子)はさすがにそろそろ帰るべき時間となったので解散することにした。


フェイリス「バイバイニャ〜! 次は絶対負けないニャ!」
以下略 AAS



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