18: ◆yuhjjHeqZkZQ[saga]
2018/11/25(日) 23:15:27.37 ID:e8MIxtAGo
ウメ「やあ。先日の討伐では世話になったね」
エノテラ「あ、どうも。これから鍛練ですか?」
ウメ「ああ、そのつもりだが…む、その手に持っているのは?」
エノテラ「これですか?さっき人に貰った手裏剣ですけど」
ウメ「…ふむ。唐突にすまないが、その手裏剣を譲ってもらえないだろうか?」
ウメ「たまにはこの剣以外の武器も使ってみたいと思っていてね。訓練場で何か借りようと思っていたのだが、丁度いいところに通りがかった」
ウメ「ここのところ我々の知らない新たな害虫が次々と発生している。ひょっとすると剣を失った状態で戦わなければならない時があるかもしれない」
ウメ「サクラなら例え武器を失おうと遅れを取ることはないだろうが…私には絶対に大丈夫、と言い切れる自信はない。何事も勉強しておくに越したことはないんだ」
エノテラ「でしたらどうぞ。エノテラは強い人には取り敢えず従順です」
エノテラ「エノテラを束縛してくるようなら、例えウメさんでも容赦はしませんけど」
ウメ「これは手厳しいな。安心してくれ、私は君の邪魔をするつもりはない」
「それがどうしても必要なことなら、いくらでも縛らせてもらうがね。好意を受け取ってタダで返すのも悪いし、代わりにこれをあげよう」
直下 ウメがくれたもの
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