7: ◆yuhjjHeqZkZQ[saga]
2018/11/25(日) 18:18:06.24 ID:e8MIxtAGo
ホワチュ「あ、エノテラさんこんにちは」ペコリ
エノテラ「どうも」エシャク
ホワチュ「あの…出会い頭に申し訳ないのですが、筆記用具ってなにかお持ちではありませんか?」
エノテラ「筆記用具?」
ホワチュ「その、姉が勝手に私のものを全部持ち出したみたいで…かろうじて残っていたペンもインクが切れちゃって」
ホワチュ「街に買いに行こうと思ったんですけど、丁度留守を任せられそうな方がいなくて…お礼は必ずしますので、ペンか鉛筆辺りをお持ちでしたら貸していただけないでしょうか?」
エノテラ(困りましたね。エノテラは手ぶらで団長の部屋に行っていたので、筆記用具なんて持っていません)
エノテラ(強いて言うならこの鉛筆くらいですが、これは団長から貰った宝物、おいそれと渡すわけには)
エノテラ(…いえ、むしろここで渡しておくことで貸しを作って、後々の役に立てた方がいいのでは?)
エノテラ(考えてみれば、これは団長が使っていたというだけのただの鉛筆。つまり後でまた貰えば実質損失無し…よし、それでいきましょう)
エノテラ「ではこの鉛筆をどうぞ。返さなくていいですよ、後でまた団長に貰いにいきますから」
ホワチュ「だ、団長さんに!?」
ホワチュ「…あ、失礼しました。どうもありがとうございます。代わりといってはなんですがこれを」
直下 ホワイトチューリップがくれたもの
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