ターニャ・フォン・デグレチャフ「座薬型、演算宝珠……?」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:02:12.10 ID:qy0gTOWh0
けいこくします。

驕らず、謙虚な気持ちで初心に立ち返り、執筆した結果、ほんの少しだけ筆が乗ってしまい、やや過激な表現が目立つ作品となりました。
もちろん、全年齢対象作品なので、性的な描写は一切含まれておりませんが、タイトル通りの展開となりますので、苦手な方はくれぐれもご注意ください。

それでは以下、本編です。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:05:35.14 ID:qy0gTOWh0
「久しいな、デグレチャフ少佐!」
「お久しぶりです、シューゲル主任技師」
「よく私の工廠へ来てくれた! 歓迎するぞ!」
「いえ、上からの命令ですのでおかまいなく」

以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:08:28.76 ID:qy0gTOWh0
「ちなみに別室には副長であるマテウス・ヨハン・ヴァイス中尉も待機させています」
「なんと! まさかデグレチャフ少佐は私の工廠と一戦交えるつもりで来たのかね?」
「場合によっては、その可能性もあるかと」
「わはは! そう身構えるな! 楽にしたまえ!」

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:11:37.10 ID:qy0gTOWh0
「ところで、デグレチャフ少佐」
「はっ」
「貴官は、不安を感じていないのか?」
「はっ。何一つとして、不安はありません」
「……やはり、そうか」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:12:19.32 ID:qy0gTOWh0
「ところで、デグレチャフ少佐」
「はっ」
「貴官は、不安を感じていないのか?」
「はっ。何一つとして、不安はありません」
「……やはり、そうか」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:13:29.64 ID:qy0gTOWh0
誤って連投してしまい、申し訳ありません。

以下、続きです。


7:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:15:18.80 ID:qy0gTOWh0
「デグレチャフ少佐」
「なんだ、セレブリャコーフ少尉」
「少佐殿はいつもあのようにレルゲン中佐殿と再会を喜び合っているのですか?」
「あのように、とは?」
「先程、抱擁されていたので……」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:18:31.86 ID:qy0gTOWh0
「さて、デグレチャフ少佐」
「ようやく本題ですか、シューゲル主任技師」
「左様。本題に移るとしよう」

副官のお披露目も終わり、いよいよ本題だ。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:19:18.24 ID:qy0gTOWh0
「さて、デグレチャフ少佐」
「ようやく本題ですか、シューゲル主任技師」
「左様。本題に移るとしよう」

副官のお披露目も終わり、いよいよ本題だ。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:21:14.09 ID:qy0gTOWh0
再び連投してしまい、申し訳ありません。

以下、続きです。


11:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:22:48.63 ID:qy0gTOWh0
「それで今回はどのようなゲテモノですか?」
「これだ!」
「これが、演算宝珠……?」

自信満々で眼前に突き出されたのは、小指の先ほどの物体だった。形状は雫の形をしている。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:25:08.07 ID:qy0gTOWh0
「お尻に、優しい……?」
「座薬型、演算宝珠……?」

デグレチャフ少佐とセレブリャコーフ少尉は、シューゲル主任技師の理解不能な説明に揃って首を傾げた。ちっとも意味がわからないよ。
見兼ねたレルゲン中佐が、不本意ながらもMADに代わって補足する。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:27:51.72 ID:qy0gTOWh0
「中佐殿は小官に、帝国へ尻を捧げろと?」
「それが参謀本部の意向だ」

これが、戦争。完全に狂っている。
善悪の区別などない世界。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:30:52.68 ID:qy0gTOWh0
「少佐殿! どうか先鋒はこの私に!」
「参謀本部は私をご指名だ」
「ですが! 恐れながら少佐殿のお尻は幼く、新型宝珠を許容出来るとは思えません!」
「少尉、私の尻を見くびるな」

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:33:49.96 ID:qy0gTOWh0
「では少佐、尻を出したまえ」
「言われなくとも出しますよ!」
「おや? 補助は不要かね?」
「座薬くらい、自分で挿れられます!」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:37:02.00 ID:qy0gTOWh0
(な、なんか今、ビビッと宝珠が振動した!)

セレブリャコーフ少尉がレルゲン中佐を相手に防衛戦を繰り広げているのを、文字通り尻目にして、デグレチャフ少佐は挿入を試みていた。
しかし、原因不明の振動に驚いて、断念。
慌てて観測機材に夢中なシューゲル主任技師に宝珠の異常を報告した。
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:39:08.82 ID:qy0gTOWh0
「わかりました、ドクトル。要するに、魔力に共鳴して振動しているわけですね?」
「理解が早くて助かる。そう捉えて構わない」
「でしたら、挿入は不可能です」
「何故だ?」

以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:41:41.81 ID:qy0gTOWh0
(尻で感じているだと? 冗談じゃないっ!!)

デグレチャフ少佐は激怒していた。
シューゲル主任技師の発言にあからさまな挑発が含まれていることには、当然気づいている。
それに乗るのは愚策だが、聞き捨てならない。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:44:11.88 ID:qy0gTOWh0
「少尉、残念ながらそれは認められない」
「何故ですか!? 小官は任に耐えうると確信しております! どうかお任せください!!」
「これは大きな危険が伴う作業だ。貴官はもしもの時の為に備えていたまえ」

にべもなく副官の申し出を却下する少佐。
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:46:53.68 ID:qy0gTOWh0
「セレブリャコーフ少尉」
「はい、少佐殿。如何しましたか?」
「たしかに私は傍に居ろと命じたが、これは些か近すぎるのではないか?」
「何か問題がありますか?」

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:49:27.68 ID:qy0gTOWh0
「用意はいいか?」
「はっ。中佐殿、よろしくお願いします」
「ああ、任せろ」

いよいよ、その時はきた。演算宝珠の挿入だ。
以下略 AAS



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