【安価】「あなたの目の前に知らない女の子がいて」
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2018/12/13(木) 21:39:11.48 ID:Ud9QK+Sa0
 「さて、食事も済んだことですし私を殺しに行きますか」 
  
 「まだだ。その前に寄るところがある」 
  
 それに気がついたのは店を出てからだった。普段は絶対にあり得ないことだったが、どうやら車のキーをどこかで落としたらしい。 
  
 「仕方ない。歩くぞ」 
  
 「逃げると殺されそうなので、大人しくついていきます」 
  
 彼女といると調子が狂う。なのに、なぜかまだ生かしたままでいる。これ以上考えてもどうにもならないのでやめた。 
  
 煙草に火をつけた。真っ白な煙が夜空に溶けていく。 
  
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