高森藍子「北条加蓮ちゃんと」北条加蓮「向かい合う日のカフェで」
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44:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 18:55:54.90 ID:L6l+hHEd0
藍子「……よくばり」

加蓮「はあ?」

藍子「加蓮ちゃんのよくばり」
以下略 AAS



45:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 18:56:25.08 ID:L6l+hHEd0
藍子「ずるいです……」

加蓮「何が?」

藍子「あんなに……」
以下略 AAS



46:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 18:56:55.05 ID:L6l+hHEd0
加蓮「……っと」グシグシ

加蓮「だからさ、それ昔のアンタが私に言い続けたことだからね? 何自分だけ虐められてるって顔してんのよ」

藍子「昔は昔で、今は今です。それに、私は私で、あなたはあなたなんです! そんなことも分かんないんですかっ……! 加蓮ちゃんのばか!」
以下略 AAS



47:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 18:57:24.89 ID:L6l+hHEd0
藍子「……ちょっと気まずくなったら、すぐ泣きそうな顔するくせに」

加蓮「あァ!?」

藍子「ひうっ!? だ、だってそうじゃないですか。すぐ落ち込んですぐ泣いてばっかりでしょ! 加蓮ちゃんのよわむし! なきむし!」
以下略 AAS



48:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 18:57:54.97 ID:L6l+hHEd0
加蓮「ハッ、私は誰にでもズバズバ言えるもんねー! 藍子みたいに泣きそうな顔して逃げ帰ろうとしないもんねー!」

藍子「どうせ、ずばずば言われたらすぐ泣きそうになるんでしょ! 加蓮ちゃんのばーかっ!」

加蓮「さっきからびーびー泣いてるクセによく言うわよ藍子のバカ!」
以下略 AAS



49:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 18:58:25.49 ID:L6l+hHEd0
――数十分後――

加蓮「……ありがとねー店員さん」

藍子「……あはは、ありがとうございます……あとごめんなさい」
以下略 AAS



50:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 18:59:24.60 ID:L6l+hHEd0
<ぴろりん♪

加蓮「ん。……いい?」

藍子「……」コクン
以下略 AAS



51:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 18:59:54.65 ID:L6l+hHEd0
『お、かれん!』
『はい。予想通り』『よかったわね、加蓮。愛しの愛しの藍子ちゃんと仲直りができて』
『別に愛しくないけど』『ま、なんかごめんね。心配とか迷惑とかかけて』
『よかったです! そうだ! 今からご飯を作って食べようって話になってたんです! 加蓮ちゃんの分は特盛にしておきますね!! 藍子ちゃんの分も!!!』
『私の分は小盛りでお願い』
以下略 AAS



52:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 19:00:25.05 ID:L6l+hHEd0
藍子「ねえ、加蓮ちゃん」

加蓮「ん?」

藍子「……私、まだこの前の、"似ているカフェ"のコラム。書けていないんです」
以下略 AAS



53:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 19:00:54.88 ID:L6l+hHEd0
藍子「……すぐには、無理かもしれません。でも――ちょっとずつ、近づいてみますね」

加蓮「大丈夫大丈夫。私が引きずり込んであげるから」

藍子「お、お手柔らかにお願いします」
以下略 AAS



54:名無しNIPPER[saga]
2018/12/20(木) 19:01:24.58 ID:L6l+hHEd0
藍子(――だいすきな、人の隣に、ずっといられたらいいなぁって)

藍子(でも……あの夕焼けの日に、それは無理なんだって、思い知らされて)

藍子(それでもあなたは、私のことを――)


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