120:1[saga]
2019/06/17(月) 20:03:37.63 ID:eMFfSVab0
『パセボゴ!グロンギンゴグザッ!』
我こそがグロンギの王だとそう叫んだ。
だがそれだけだ。それ以外は何の反応もない。
暫くの間、沈黙が続くと遺跡からある声が発せられた。
『そうか…お前は…人ではないのだな…』
その瞬間、それまで澄んでいた声に変化が起きた。
先ほどとはちがって声に感情が篭っている。
それも負に満ちた感情。これは怒りや憎しみに満ちたドス黒いモノ…
『…やはりお前は…』
すると遺跡の方に先ほどこの洞窟に放たれた光が現れた。
その光からは一人の青年が姿を現した。クウガはこの青年に見覚えがあった。
それはあかつき号で会った青年。沢木哲也だ。
現れた哲也はライダーたちを前にして武術における残心に似た構えを取った。
同時に彼の腹部から奇妙なベルトが出現。
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