屍男「おい、そこのロクでなし」吸血娘「なんだ髪なし」
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1: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:10:45.83 ID:9td8DOKoo
前スレ

吸血娘「死なないハゲってさ、不老不死ってより不毛不死だよね」屍男「…」
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2: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:12:23.70 ID:9td8DOKoo
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以下略 AAS



3: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:14:42.94 ID:9td8DOKoo
屍男(……もうこの国に来て半年は経つか。ちょうど記憶を失ってから一年が経とうとしている)

屍男(最近、よく夢見るようになった。何者かが叫び、雄叫び、絶叫する夢。このどれらも俺に込めた恨み節のように聞こえる)

屍男(……恐らく、失った記憶の一部だと推測する。断片的だが、あの狩人に襲われた夜に見たものと類似している)
以下略 AAS



4: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:15:52.71 ID:9td8DOKoo
屍男「……はぁ、ヘッドホンで聞こえていないか」ヒョイッ


吸血娘「!?」ビクッ

以下略 AAS



5: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:16:42.00 ID:9td8DOKoo
吸血娘「むー、だってこの国息苦しいんだもん。どこもかしくもギュウギュウ詰めで狭苦しいし、空気も不味い」

吸血娘「それに、街に出たらどいつもこいつも私のこと見てくるし、目立つったらありゃしない」

吸血娘「飯が不味かったらほんと地獄だったよ。飯だけはマシだから許してやるけど」
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6: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:18:05.23 ID:9td8DOKoo
吸血娘「あーもう、ハゲが来たせいで冷めた。もう寝る」スクッ

吸血娘「お前もさっさとバイトに行けよ。私の為に働いて来い」スタスタ

屍男「……別に、俺はお前の為に働いてるわけではないが」
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7: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:20:10.07 ID:9td8DOKoo
後輩女「あ、センパイ。こっちの品出ししてもらえますか?」

屍男「……あぁ、分かった」グッ

後輩女「うわっ、やっぱり凄いですね。それ結構重いのに、片手で持てちゃうんだ」
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8: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:21:20.03 ID:9td8DOKoo



屍男(……全部が全部、嘘というわけではないだろう。なぜかは分からんが俺は最初からこの国の言葉を理解し、話すことが出来た)

以下略 AAS



9: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:22:46.80 ID:9td8DOKoo
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以下略 AAS



10: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:23:39.75 ID:9td8DOKoo
屍男(しかし、どうすれば記憶がすべて元に戻る?この症状は心的外傷で引き起こされるパターンが多い。俺の心の傷……死の瞬間に掴みかけた記憶……)

屍男(……分からんな。やはり、もう一度死にかけるしかないのか)


以下略 AAS



11: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:25:01.60 ID:9td8DOKoo
吸血娘「遅いんじゃボケェ!!!!」ブンッ




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12: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:26:04.85 ID:9td8DOKoo
吸血娘「何か問題でも?」モグモグ


屍男「……栄養があるものを食わないと、いつまでも成長しないぞ」

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13: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:27:14.49 ID:9td8DOKoo
屍男「……俺の場合は生命活動維持の為に喰ってるわけじゃないからな。ただの作業の工程の一つでしかない」

屍男「食わないで済むなら何も問題はない。普段の食事でも栄養は摂れるからな」


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14: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:28:06.72 ID:9td8DOKoo
吸血娘「うるせぇ、ここまで焦らされて何も教えないってのはなしだろ」

吸血娘「それに私はお前の命の恩人だぞ。あの港での出来事を忘れたのか」


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15: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:29:31.98 ID:9td8DOKoo
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以下略 AAS



16: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:31:41.10 ID:9td8DOKoo
屍男「……考えてみろ。親子には見えない歳の離れた外国人の二人組。これだけでも明らかに怪しいが、そいつらが働きに行くわけでも、学校に通っている様子もない。傍から見たら不審者以外の何者でもない」

屍男「この近くで事件でも起きてみろ。すぐさま容疑者候補だ。経歴は誤魔化せても俺達の身分証などはあの女から手に入れた偽造だからな。経歴を調べられたらそこでアウト」

屍男「そうなったら立派な不法入国者の完成だ。一瞬で檻の中に入れられるだろうな」
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17: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:32:39.31 ID:9td8DOKoo
『××市で起きている連続殺人について――凶器は日本刀のようなもので被害者は全員男性であり――警察は犯人を同一犯と見て――』




以下略 AAS



18: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:34:00.82 ID:9td8DOKoo
吸血娘「うん、だってここまでやってまだ犯人が見つからないってのは人間だともうあり得ないんじゃね。まあ中には本当に影も形もないやつもいるけど」

吸血娘「何となく、手口から見て分かるんだよね。あ、同業者っぽいなって」


以下略 AAS



19: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:35:15.32 ID:9td8DOKoo
屍男「……いや、わざわざ犯人探しをする気はない。今のところはな」

吸血娘「お前の性格ならそう言うと思ったわ。わざわざこっちから首を突っ込む義理もないしな」

屍男「……そうだな」
以下略 AAS



20: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:36:08.85 ID:9td8DOKoo
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以下略 AAS



21: ◆gqUZq6saY8cj[saga]
2019/01/05(土) 12:39:10.52 ID:9td8DOKoo
今日はここまで
ってことで一年以上経ってしまいましたが続きです
気付いたらめっちゃ時間が過ぎてました…ごめんなさい
話を忘れている人が大半だと思うのでまた自分用に作っておいたキャラ設定的なの置いときます


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