阿良々木暦「吸血鬼の尻穴って、何の為にあるんだ?」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/10(木) 21:47:42.29 ID:LRcZnrqO0
「儂が元人間であったことは知っておろう?」
「それは知ってる」
「じゃから、その尻穴が残ったのじゃろうよ」

言われてみれば、なんのことはない。
僕だって吸血鬼化しても尻穴は存在していた。
600年を生きた吸血鬼とはいえ、元は人間。
その名残が身体に残っていても不思議はない。
しかし、疑問は残り、僕は追求を重ねた。

「でも、600年間、使ってないんだろう?」
「まあ、排泄はしておらんな」
「なら、退化してもおかしくない筈だ」

不要な尻穴が600年も残ったことに進化論の観点から疑問を投げかけると、忍は呵呵と嗤い。

「儂は、排泄はしておらんと言っただけじゃ」

その意味深な言い回しに僕の興味が惹かれた。

「排泄以外の使い道があるのか?」
「ないことはない。試したことはないがの」
「たとえば?」
「そうじゃの。心渡を取り出したり、かの?」

ハートアンダーブレードの愛刀。妖刀、心渡。
刃渡り2メートルはあろうかという、長刀だ。
それを尻穴から取り出せると、忍は豪語した。

「マジで!?」
「本気と書いて、マジと読むそうじゃの」
「そんなことが可能なのか!?」
「儂に不可能はない」

僕は初めて心から、忍さんぱない! と思った。


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