2:名無しNIPPER
2019/02/02(土) 23:07:53.49 ID:ZXTn3hDsO
セミラミス「バレンタイン?」
虞美人「えぇ、まさか人類の命運を握っている彼らがそんなものにうつつを抜かすなんてね」
セミラミス「なるほど、確かに最近芳しい匂いが鼻につくとは思っていたが、そういうことであったか」
虞美人「全く、大体そんな人間の怠惰で無駄な文化に夢中になる暇があるなら、少しでも自己研鑽に励むべきだわ」
セミラミス「それは結構な講釈だが、お前のその右手に持っている本は何だ?」
虞美人「こっ、ここ、これはその、たまたまそこに落ちてたから、ひっ、拾ってきただけよ!」
セミラミス「ほう、では妾に見せてみよ」ヒョイ
虞美人「あっ、ちょっ!」
セミラミス「ふむ、今年のバレンタインはあなたの思いを込めた手作りチョコで、大切なあの人に愛を届けよう……」
虞美人「み、見るなぁあっ!」
セミラミス「ククク……いやすまなかった。まさか星の精霊たる汝が斯様な人間の文化に興味を持つとは」
虞美人「ぐうっ……穴があったら2000年くらい閉じこもりたい……!」
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