19: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/02(土) 01:14:07.38 ID:nSoKXtCU0
花丸「続けます」
花丸「『私も働こうと思います』。花丸からそれを聞いたダイヤさんは、それによって自分の暮らしがどう変わるかを想像しました。ダイヤさんの職場での立ち位置は重要で、予定外の欠勤を一日でもしようものなら多くの人に影響が出ます。本当に大きな重責を背負って毎日働いています。少しでも気を抜けば、重責に押しつぶされそうになります。実際に働けなくなった同僚も何人かいます。そんな毎日に耐えられるのは、家にいる花丸の存在があるからです。自分が仕事をしている間、花丸は自宅にいます。家の薄い壁のおかげで人の気配を感じることができて、孤独に追い詰められることもないと思う。そんな家で花丸が楽しそうに本を読んでいる。自分が帰ったら、狭い部屋のおかげで、自分の近い距離に花丸がいてくれる。そして楽しそうに本の話をしてくれる。それを思うと無限に力が湧いてくるような気がするのです。逆に花丸が読書を楽しむ暇もなく働く様子を想像してみます。重責に押しつぶされそうになる花丸を想像します。そんな想像は怖くて一秒でもできませんでした。自分は花丸がいれば辛く苦しいことに耐えられるが、同じ辛く苦しい思いを花丸にはさせたくない。そんなことをしたら自分も駄目になる」
花丸「『私も働こうと思います』。花丸からそれを聞いたダイヤさんは、辛く苦しい思いをするのは、それに耐えられる自分だけで十分だと思い、『働くな』と答えました」
ダイヤ「・・・・・・・///」 …テレッ
花丸「ドキッとしたずら?」
ダイヤ「・・・・・・・・こほんっ。続けてくさい」
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