6: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/02(土) 00:49:13.95 ID:nSoKXtCU0
鞠莉「あっ、ダイヤ〜。ここにいたのね〜」
ダイヤ「鞠莉さん?」
鞠莉「食事中ごめんねー。この申請書に生徒会長のサインが必要なの。ちょっと急ぎの書類でね」
ダイヤ「あら、これは昨日処理したと思いましたが」
鞠莉「ここ、ダイヤのサインだけ抜けているの」
ダイヤ「あっ、本当ですね。すみません。すぐに書きます」
ダイヤ「 黒 澤 ダ イ ヤ ・・・っと」カキカキ
鞠莉「サンキュー。それとこっちの報告書にもサインもらえる?」
ダイヤ「はい。 黒 澤 ダ イ ヤ ・・・っと」カキカキ
鞠莉「あと、ついでにこの書類もサインちょーだい」
ダイヤ「はい。 黒 澤 タ ―――」カキカキ
ダイヤ「―――んんっ?!」ピタッ
鞠莉「? どうしたの? 早く。サイン書いて。書いて。ハリー。ねえ、お願い早く」
ダイヤ「あ、あの・・・鞠莉さん・・・。この書類・・・」ピラ
【婚姻届】
妻になる人:黒澤 タ
妻になる人:小原 鞠莉
鞠莉「なにかおかしい? 早くサインして。ママに『早く出しておきなさい』って言われたの。だから早くサインして。早く」
ダイヤ「ええとですね・・・。その・・・。わたくしがこの書類にサインするかどうかは、一度持ち帰って身内で協議の上、前向きに検討致しますので、その結果はまた後日に改めて回答を・・・」
鞠莉「んもーっ! マリーが金髪だからってバカにしているでしょ! マリー知っているんだからねっ! それって、『なにもしません』って意味の日本語でしょ!」
ダイヤ「い、いえ、決してそのような・・・」
曜「ダイヤさーん!!!」タタタ
ダイヤ「曜さん。そういえば朝から姿が見えませんでしたわね。どこに行ってらしたんですか?」
曜「うん! ちょっと市役所にね!」
ダイヤ「市役所? なんでそんなところに、あっ、いえなんでもないでs」
曜「ダイヤさん! ここにサインして! やっぱり本人がサイン書かないとダメなんだって!」つ【婚姻届】
ダイヤ「・・・・・・」
果南「はいはい。漫才はその辺にしてさ。ダイヤ、今日の放課後は生徒会で忙しくて練習できないって言ってたよね? せっかくみんな揃っているんだし、食事が終わったならちょっとこのお昼休みだけでもダンスを合わせてみない?」
ダイヤ「まあっ、それはいいですわね! そうしましょう! ライブも近いですしねっ! そうと決まれば早速外へ行きましょう!」スタスタ
千歌「あっ! ちょっと待ってよ〜! ダイヤさ〜ん!」タタッ
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