166: ◆v3CkL9qXuM[saga]
2019/03/16(土) 21:12:05.30 ID:xGDo1K5Q0
 タワーを登っている最中、ディンは違和感を感じた 
  
 ディン(なぜ、イヴルー達がいない?どこに行ったんだ?) 
  
 ウリエル「どうしたの?」 
  
 ディン「いや、なんでもない。もう少しで屋上だな。気を引き締めよう」 
  
 ディン(それに確かに嫌な予感がする...何というか自ら死地に飛び込んでいるような...) 
  
  
  
 ディンが屋上にたどり着くと、1人の男が大きな石の前に立っていた 
  
 ディン「お前がこの街を襲ったのか!?」 
  
 ???「......」 
  
 ゆっくりと男は振り向く 
  
 ???「ゴミが...」 
  
 その男の目はまるでディン達に興味を持っていなかった 
  
 ディン「許さない!!」 
  
 ディンはゴングナーを構える。すると男の顔に変化が現れた 
  
 ???「ククク...笑いが止まらんぞ」 
  
 ディン「何がおかしい!」 
  
 ???「ゴミがゴングナーを持ってくるとはな。手間が省けたぞ」 
  
 ディン「ゴングナー、奴は一体なんなんだ?」 
  
 いや、知らんな。だがオレを知っていることは間違いない 
  
 ???「さて、キサマの持っているゴングナーを渡してもらおうか。それはゴミには到底釣り合わん」 
  
 男は金色に光る剣(1)を懐から取り出す。その剣の形状はまさにゴングナーに瓜二つだった 
  
  
 (1)カレトヴルッフ 
 上位者によってゴングナーの次に作られた最上位武器 
 持ち主の力に応じて能力が変化する 
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