男「この俺に全ての幼女刀を保護しろと」
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17:名無しNIPPER[saga]
2019/03/07(木) 05:58:43.22 ID:ThCWRdKl0
愛栗子「紺、わらわは団子が食べたいぞ」

二人はまだ都すら出ておらず、昼間は毎日十人ほどの行列ができるほどだという都一の茶屋を前に愛栗子は容姿相応の駄々をこねていた。先を急がんとする紺之介の着物の裾を内に引きしわを作る。

紺之介「何故刀が団子をせびる。お前ら幼刀のその姿はもはや可視できる霊体といっても過言ではない。食わずとも倒れぬだろう」

愛栗子「霊体とはまっこと失礼なやつじゃな! このわらわの美麗な脚が見えぬと申すのか!?」

『脚ならある』とその場で跳んだり跳ねたりを繰り返す愛栗子を見て紺之介は口元を左に引きつらせた。

紺之介(まるで野兎だな)



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