美波・夕美「「Pさんに膝枕をしてもらうよ!」」文香「承知…」キラ-ン
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9: ◆hAKnaa5i0.
2019/03/11(月) 23:10:31.07 ID:aVj3tcbM0
美波「そうと決まれば切り替えね。まずは計画の見直しをしていきましょうか。さっきの問題点はなんだったかしら?」

夕美「はい」ピッ!

美波「どうぞ。夕美ちゃん」

夕美「プロデューサーさんに膝枕される順番を決めなかったことだよね!」

美波「その通り。でも仮に順番を決めていたとしても私たちは喧嘩をしないで済んだのかしら?」

夕美「うん? 先に決めておけば喧嘩はしないんじゃないの?」

文香「……いいえ……それは見通しが甘いと言わざるを得ません……浅ましい我々のことですから……恐らくは『美波さんの方が10秒長く膝枕をしてもらっていた』だの『頭を撫でてもらっていない』だの……膝枕をしてもらった後で細かい不満をぶつけあい……互いに理想の膝枕を求め合う膝枕戦争が勃発していたことでしょう……」

夕美「膝枕戦争」

美波「私もそう思うわ。今は『そんなことしない』と心から思っていても、きっと私たちは喧嘩をするのよ」

夕美「そ、そんなことないと私は思うよ! いざという時の私たちは一致団結して心を1つに……!」

美波「本当に、そう思う?」

夕美「……」

夕美「モチロンダヨ」

美波「じゃあ例えば、ある密室に夕美ちゃんとプロデューサーさんが閉じ込められているとしましょう。扉の外には私と文香さん。プロデューサーさんが『抱きついていいよ』って言ったら夕美ちゃんはどうするかしら?」

夕美「抱きつくよ!」バ-ン!

美波「ほら」

夕美「ごめん。私たちはいつだって戦争をする仲だったね」キッパリ

文香「もっとも……逆の立場であれば私も美波さんも抱きつくでしょうから……非難はできません……ここで大切なのは現実を直視することです……」

美波「そう。私たちは浅ましい。これを前提にした性悪説の考え方で計画を立てるべきよ」

文香「渡る世間は鬼ばかり……世の中に善意があると信じたり……誰かに善意を向けたりするのは個人の自由ですが……他者に善意を求めてはいけないのです……」

夕美「私。事務所の冷凍庫に限定アイスが入ってたらこっそり食べちゃうよ。ワルだもん!」フフン!

美波「私もよ。友達の家に泊まる時、ちょっといいシャンプーもコンディショナーも遠慮なくガンガン使うわ。ワルだもの!」ドン!

文香「私もです……貸出期間を過ぎた本であっても……借りた図書館が遠くて返却するのが億劫に感じたら……1、2週間ほどは放置します……ワルですから……」ニタリ

夕美「私たちは悪だよ!」バン!

美波「悪ね!」バン!

文香「邪悪と言っても過言ではないでしょう……フハハハ……」クワ-

美波「ではこれを踏まえた上で私たちはどのようにプロデューサーさんに膝枕をしてもらったらいいのかを考えましょう」

夕美・文香「「合点!」」


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