【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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53: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/13(水) 23:22:40.88 ID:q3DsNQzG0
(*;゚ー゚)「へっ……?」


バキ折れた木片、カチカチと口を鳴らしながら吹き飛ぶからくり人形の顔、重油のような禍魂が顔を掠めて通り過ぎる
『操縦者』を失ったスパイク付きの車輪が勢いよく転がり跳ね、サイドミラーをもぎ取っていった


八宵「むちゃく……ちゃあああああああああああああ!!!!????」


左車輪が残骸に乗り上げ、浮遊感が身体を包む。そのまま右側にゆっくりと車体が倒れようとしたが


(#T)「オラッ!!」


矛の柄で右側面の地面を短く、かつ強く突き、無理やり安定させる
車体は何度かのバウンドをした後、再び平行を保ったものの


八宵「やっば……」


無茶が祟ったのか。黒煙が噴き出し始め、見るからに速度が落ちていった


( T)「……」


やっちまったなって思った


城和泉正宗「ちょっとぉ!!壊れちゃったじゃない!!」

( T)「この車、筋肉足りてない」

小夜左文字「計画性皆無の脳細胞筋肉野郎……!!」

( T)「叢雲みたいなこと言うな。オッサンは傷つきやすいんだ」

(*;゚ー゚)「二人とも、今はそれどころじゃ……ッ!!」


ガン、と車体のケツから強く押し出されるような衝撃
座席の角的な所にこう足の爪先をクンって引っ掛けてなかったら投げ出されてネギトロになるところだ
『ここが勝機』と言わんばかりに、後続の運輪車が体当たりを仕掛けてきている


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