みほ「お姉ちゃんが哺乳瓶を持って襲ってきた」
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1:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/20(水) 20:12:37.10 ID:0WUIL72l0
杏「ありがとねぇ……わざわざ合同練習に付き合わせちゃってさ」

まほ「なに……問題ない。私たちとしても貴方たちのチームからは学ぶべきことが多い」

まほ「私たちはディーガを含め強固な戦車をいくつも保有しながら大敗を喫した」

まほ「それはきっと大洗に私たちの知らない強さがあったからなのだろう」

まほ「だからこそ今回の合同練習。私たちとしても大いに学ぶことがあった」

杏「相変わらず固いねぇ」

まほ「む、そうだろうか」

杏「そんなに畏まらなくてもいいってまあそれがまほちゃんの魅力なんだろうけどさ」

まほ「ま、まほちゃん」

まほ「西住流ならば何事にも真摯に取り組むそれが教えだからな」

まほ「そういった息抜きには慣れていないんだ」

みほ「あ、お姉ちゃん」

まほ「みほ……。今回もなかなかの活躍だったな」

みほ「ありがとう。今日はお姉ちゃんは戦わなかったけど」

まほ「もうすぐ私はドイツに行く。今は私が隊長をするよりエリカに任せた方が良いだろう」

エリカ「隊長……申し訳ありません! また負けてしまって」

まほ「ああ……エリカか」

まほ「西住流に敗北は許されない」

エリカ「うぅ……」

まほ「だが私はその考えは些か古いと考えている」

まほ「継続高校の隊長の言葉を真似するわけではないが」

まほ「失敗したとしてもそこから何か学べれば問題ない」

エリカ「……隊長」

みほ(自分だって留学で色々大変なはずなのにエリカさんを勇気づけるなんて)

みほ(やっぱりお姉ちゃんはかっこいいなぁ)

まほ「そうだ……みほ。久しぶりにお前の家に行ってもいいか?」

みほ「え? 私の家?」

まほ「もうじき会おうとしても会えなくなるんだ。最後にゆっくり話がしたい」

みほ「うん……いいよ。私もお姉ちゃんと沢山話したいことがあるし」


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2:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/20(水) 20:32:40.42 ID:0WUIL72l0
みほルーム

みほ「じゃあお姉ちゃんは寛いでてね。お茶用意してくるから」

まほ「ああ……すまない」
以下略 AAS



3:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/20(水) 20:33:24.07 ID:0WUIL72l0
まほ「それでまず何が聞きたい?」

みほ「え、えっと……お、お姉ちゃん……その手に持っているのは何?」

まほ「これは哺乳瓶とガラガラだな」
以下略 AAS



4:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/20(水) 20:36:33.15 ID:0WUIL72l0
まほ「よくよく考えてみれば私の人生。ずっと誰かに頼られてばかりだった」

まほ「西住流の後継者ということもありお母様からは厳しい教育同学年や後輩からは羨望と嫉妬の眼差しに晒され続けてきた」

みほ「お姉ちゃん……ごめんなさい。私がもっとしっかりしていれば」
以下略 AAS



5:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/20(水) 20:53:13.48 ID:0WUIL72l0
まほ「みほ……私のママになって」

みほ「イヤだよ! なんでお姉ちゃん相手に赤ちゃんプレイしないといけないの!?」

まほ「……?」
以下略 AAS



6:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/20(水) 20:58:15.54 ID:0WUIL72l0
みほ「そもそもお姉ちゃんにはエリカさんがいるでしょ」

みほ「エリカさんをお母さんにするべきだと思うけど」

まほ「失望されたら怖いじゃないか」
以下略 AAS



7:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/03/20(水) 20:58:56.40 ID:0WUIL72l0
みほ(お姉ちゃんも本当はずっと疲れてたんだよね)

みほ(黒森峰の隊長として期待されてずっとその結果を残してきた)

みほ(なのに私……お姉ちゃんが怒られてるところは見たことがあっても褒められたところを見たことがない)
以下略 AAS



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