【たぬき】神谷奈緒「あたしの髪には何かが棲んでいる」
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57: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/04/17(水) 01:31:06.81 ID:n5WgkvMD0

「あれは……」

 プロデューサーさんは綿毛とあたしの髪を見比べて、何かを察したみたいだった。
 でもゆっくり説明する時間はない。欄干にお腹を乗せて、片手をいっぱいに伸ばす。
以下略 AAS



58: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2019/04/17(水) 01:32:33.11 ID:n5WgkvMD0


  『ごめん』


以下略 AAS



59: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/04/17(水) 01:34:13.68 ID:n5WgkvMD0

 最後の、ひとつになって。
 ケサランパサランは風に乗って、夜が昇る東の果てへと飛び去ろうとしてしまう。

「…………っ!!」
以下略 AAS



60: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/04/17(水) 01:36:04.99 ID:n5WgkvMD0


「奈緒っ!!」


以下略 AAS



61: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/04/17(水) 01:37:48.32 ID:n5WgkvMD0

「あっ……あたしはなんとかなるからっ! でも、でもアンタはまずいだろ!?」
「はぁ!?」
「だって、だってアンタ、あたしだけのプロデューサーじゃないじゃんか!! 他のみんなが悲しむだろっ!!」
 
以下略 AAS



62: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/04/17(水) 01:39:47.07 ID:n5WgkvMD0

 落ちた汗があたしの頬で弾けた。その熱を感じて目頭が熱くなる。
 あんなに必死になって。いつも運動不足だって言ってたくせに。

 ぶら下がったまんま、あたしはあたし以外が無事であることを心底願った。
以下略 AAS



63: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/04/17(水) 01:41:23.02 ID:n5WgkvMD0


 ぐいんっ!


以下略 AAS



64: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/04/17(水) 01:43:58.49 ID:n5WgkvMD0


 なんで、そこまでして。あたしなんかの為に。


以下略 AAS



65: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/04/17(水) 01:45:31.70 ID:n5WgkvMD0



「お前だって、友達だろっ!!」

以下略 AAS



66: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2019/04/17(水) 01:46:41.05 ID:n5WgkvMD0


 ――あ。


以下略 AAS



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