15: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:25:52.37 ID:pcs6abfO0
  
 P「やり返されて驚くくらいなら、最初からからかうな」 
  
 奏「むぅ……」 
  
16: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:26:33.45 ID:pcs6abfO0
  
 ――数週間後 
  
 P「ファンが付いたぞ」 
  
17: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:27:07.00 ID:pcs6abfO0
  
 奏「アイドル、偶像か……あまりいい意味でとらえたことは無かったけど」 
  
 奏「それでも、なんていうか……悪い気分じゃないわ」 
  
18: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:27:49.57 ID:pcs6abfO0
  
 奏「方向性って、私の?」 
  
 P「ん? ああ、別にノープランってことじゃないんだけど、速水奏のイメージをどこに着地させるかって言うのはこれからだな」 
  
19: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:28:20.12 ID:pcs6abfO0
  
 P「ん……え?」 
  
 奏「え、って?」 
  
20: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:28:48.57 ID:pcs6abfO0
  
 奏「答えだけど……ないの」 
  
 P「……へぇ」 
  
21: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:29:27.86 ID:pcs6abfO0
  
 奏「んー……」グイグイ 
  
 奏「首に手を回すには、もっと密着しないとダメかな」 
  
22: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:29:58.23 ID:pcs6abfO0
  
 奏「今日はこんなところ?」 
  
 P「そうだな。さすがにこの時間じゃ送っていけないぞ」 
  
23: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:30:33.67 ID:pcs6abfO0
  
 P(ファンも着実に増え始めた。その勢いに乗って曲の発注をし、次のステップに足をかけていく) 
  
 P(そんなある日。仕事終わりに事務所に寄った彼女に、声を掛けた) 
  
24: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:31:03.49 ID:pcs6abfO0
  
 P「それで、一緒に仕事をして、どうだった」 
  
 奏「話はしなかったわ。忙しくてできなかったの」 
  
25: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:31:33.32 ID:pcs6abfO0
  
 P「機会があったら話もしてみるといい。学ぶいいチャンスだ」 
  
 奏「……学べるかな」 
  
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