20: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:28:48.57 ID:pcs6abfO0
  
 奏「答えだけど……ないの」 
  
 P「……へぇ」 
  
21: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:29:27.86 ID:pcs6abfO0
  
 奏「んー……」グイグイ 
  
 奏「首に手を回すには、もっと密着しないとダメかな」 
  
22: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:29:58.23 ID:pcs6abfO0
  
 奏「今日はこんなところ?」 
  
 P「そうだな。さすがにこの時間じゃ送っていけないぞ」 
  
23: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:30:33.67 ID:pcs6abfO0
  
 P(ファンも着実に増え始めた。その勢いに乗って曲の発注をし、次のステップに足をかけていく) 
  
 P(そんなある日。仕事終わりに事務所に寄った彼女に、声を掛けた) 
  
24: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:31:03.49 ID:pcs6abfO0
  
 P「それで、一緒に仕事をして、どうだった」 
  
 奏「話はしなかったわ。忙しくてできなかったの」 
  
25: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:31:33.32 ID:pcs6abfO0
  
 P「機会があったら話もしてみるといい。学ぶいいチャンスだ」 
  
 奏「……学べるかな」 
  
26: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:32:09.07 ID:pcs6abfO0
  
 P「奏なら、いつか彼女の隣に並ぶこともあるかもしれない」 
  
 奏「そうかしら」 
  
27: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:32:51.80 ID:pcs6abfO0
  
 P(この日を区切りに俺の仕事は忙しくなり、奏と話す機会は減っていった) 
  
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28: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:33:19.23 ID:pcs6abfO0
  
 P「普通?」 
  
 トレーナー「他の子と同じく、出来るようになるまで何回かのトライがあります。でも、みんなそれが普通なので、気に留めるほどじゃないって言いますか」 
  
29: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:33:48.66 ID:pcs6abfO0
  
 ――ある日 事務所 
  
 千川ちひろ「レッスン場の使用記録、ですか?」 
  
30: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2019/04/16(火) 22:34:15.74 ID:pcs6abfO0
  
 ちひろ(あー……) 
  
 P「ちひろさん?」 
  
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