25:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:48:29.40 ID:AEVT7W6Z0
プロデューサーさんはしばらく黙って、思案するように目を伏せた。
けれど、プロデューサーさんが何か言うより先に、
美也「ま、待ってください、プロデューサーさん……」
P「! 美也……?」
志保「美也さん、何を……」
美也「もう少しだけ……もう少しだけ、待ってもらえないでしょうか〜……?
もしかしたら、あんまり大したことがなくて、明日には治るかも知れませんし〜……」
志保「何言って……そんなはずないじゃないですか!
明日には治る? ふざけないでください!
さっきの痛がり方を見ればそんなのあり得ないって、素人の私にだってわかります!」
この期に及んでまだのんきなことを言っている美也さんに、私は明らかに苛立っていた。
せっかく練習してきたのだから、公演に出たい。
そんな気持ちがきっと彼女にもあるんだろう。
でも、そんなことは関係ない。
公演のために、美也さんは諦めるべきなんだ……!
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