30:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:55:33.93 ID:AEVT7W6Z0
志保「……今回は、仕方ありません。今はとにかく、怪我を治すことを考えてください。
公演の方は、私がちゃんと成功させますから」
美也「志保ちゃん……。ごめんなさい、ありがとうございます〜。
私、たくさん迷惑をかけたのに……志保ちゃんは、優しいですね〜」
罪悪感をごまかすためにかけた言葉に、美也さんは優しく笑った。
私はほとんど無意識にその笑顔から目を逸らした。
志保「それで、プロデューサーさん。
美也さんの代わりにステージに立つ人はもう決まっているんですか?」
P「ああ、もう声はかけてある。今から連絡して来てもらうよ」
そう言ってプロデューサーさんは、どこかに電話をし始めた。
電話の相手が来てくれるまで、私と美也さんは、ずっと無言で待っていた。
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