芽衣子「忘れものを取りに行こう」
1- 20
33: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2019/05/08(水) 01:15:32.61 ID:ggin5fGOo

「それができたら苦労しないってばー!」

「結局は行動しないとどうも変わらないだろ」

以下略 AAS



34: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2019/05/08(水) 01:16:21.34 ID:ggin5fGOo

「いやでも、すっごい雑じゃない?」

「そんなもんだよ、諦めろ」

以下略 AAS



35: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2019/05/08(水) 01:17:17.11 ID:ggin5fGOo

 しばらくそんなことを繰り返していたら、机の上に置いてたスマホが突然振動し始めた。長い振動音でこれが電話だっていうことがすぐわかった。ひっくり返すとその画面にはずっと連絡がなかった、ついさっきまで話題に出してた名前が表示されていて、胸の奥の奥が誰かにぎゅって掴まれたような気がした。なんてタイミングだろう。偶然にしてはできすぎ、まるで仕組まれてたみたい、ってそれこそ被害妄想か。プロデューサーはいつの間にかいなくなってて、相変わらず志乃さんは寝たまま、もしかしたら起きてるのかもしれないけど、まぁそれはいいや。

 ええい、ままよ。決心してスマホを持った。

以下略 AAS



36: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2019/05/08(水) 01:18:12.90 ID:ggin5fGOo

 気持ち間があってから耳に届いたのは、胸をなでおろしたようなゆるいため息と少し湿った声だった。

『よかった。番号、変わってなかったんだ、ね』



37: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2019/05/08(水) 01:21:25.22 ID:ggin5fGOo

「そっちだって、変わってないじゃん」

 喉奥に熱いものが詰まったみたいな感覚があった。出していいのか、それとも出しちゃダメなのかわからなくて、ごくんと息を飲んだけど、まだそこにあるみたいだった。

以下略 AAS



38: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2019/05/08(水) 01:21:57.02 ID:ggin5fGOo


「あのさ、パスポート持ってる?」


以下略 AAS



39: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2019/05/08(水) 01:23:19.79 ID:ggin5fGOo


おわり



40: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2019/05/08(水) 01:28:38.25 ID:ggin5fGOo

並木芽衣子で一番最初に書いたやつ
芽衣子「コール・ミー!」
ex14.vip2ch.com

以下略 AAS



40Res/22.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice